2022/01/27 23:20
箸置きを使う文化は、私の実家にはありませんでした。
実家は酪農を経営しており、生き物相手のため、毎日朝から晩まで仕事で
「早く食べなさーい」という声かけが度々あり、家族全員食べるのが早かったです。
子供も自然と早く食べ終えなければならなかったような食卓なので、箸置きとは無縁でした。
なので大人になった今でも私は、食べるのが早いです。主人よりも。笑
実家はその当時、9人家族だったため、食卓は賑やかで、わちゃわちゃしていましたが、その「勢い」と「忙しさ」が私は好きでした。
お正月やお客様がいらっしゃるときは使っていたかもしれないけれど、基本的に箸はテーブルの上か食器の上です。
しかし、お食事中に箸を食器の上に置いてしまうのは「渡し箸」というマナー違反になってしまいます。
箸を食器の上にのせることは「もういりません」という合図にもなってしまうそうです。
箸置きの存在は知りながらも、使う意味まではさほど深く考えず、社会人まで過ごし
主人と出会って、恥ずかしながらチクっと指摘をうけ(主人は考え方が古風なんですよね。笑)
私が箸置きを使うようになったのは、この頃です。
旅行に行った時には何かないかな?とご当地「箸置き」を探したり、友人に渡すお土産にしたり
雑貨屋さんで見つけると、素敵な出会いはないかな?と探すようになるのでした。
箸置きを使う理由は3つあります。
1つ目は渡し箸のマナー違反をしないため。
2つ目は衛生面の問題です。
箸置きに箸を置かなければ、食べているお箸がテーブルに付いてしまいます。
そうするとテーブルもお箸も汚れてしまいます。
お箸は口に入れるものですから気にされる方は多くいると思いますし、今はこのようなご時世なので、余計に衛生面を考えて、箸置きは使った方がいいなと最近特に考えます。
念には念を、ですよね。
3つ目は見た目のためです。
置くことにより、箸置きが食卓のアクセントとなり、おしゃれに華やかに仕上がります。
食器は決まったものがあり、たくさん持つことは大変ですが、箸置きは小さいのでお料理の色合いに合わせて数点持っていると
日々の食事が更に楽しくなります。
(manae today's lunch こけしさんがこちらを見ています。)
manaeの箸置きは2種類用意しています。
・美濃焼 箸置き ¥660
美濃焼の箸置きは、淡いブルーとオフホワイトの2色ご用意しております。
幅が6センチあるので、私はリング置きにも使用しています。
透き通る質感があって、食卓に洗練されたオシャレ感を出してくれます。
・こけし 箸置き ¥1,100
イチオシはこけしの箸置きです。商品管理しているバイヤーは好きすぎて、「おかっぱ」「赤ほっぺ」と名付けて可愛がっています。笑
その愛くるしさに一目惚れして仕入れました。
なんとも言えないユニークな表情でこちらを見てくるので、食事中もクスッと笑ってしまいます。
お腹の位置に箸の先端を置くようにご使用ください。
箸置き1つで食卓は明るく楽しく変化します。
お箸との組み合わせや、器との組み合わせを考えたりして、もっと食事を楽しむきっかけになります。
これを機に食卓に箸置きを取り入れてみませんか?